こんばんは 「いやぁ、いい仕事してますねぇ。」 リューイチです。

今回から井桁の組み方(FRPやカーボンの加工)について書いていきます。

まず井桁を組む理由から
1 軽量化
2 剛性確保
3 設計次第で自分の好きな位置にローラーを配置できる

、、、等の理由が挙げられます。

井桁加工は直接速さに繋がる改造ではありません
カツフラマシンの速さの理由は殆どが超大径タイヤとパワーソースに依存します。
実際のレーシングマシンが足回りやフレームを強化するように、カツフラマシンも
車体、つまりシャーシを軽量化しつつ補強する必要があります。
その為に生まれたのが井桁改造です。
ぶっちゃけた話、井桁改造をせずに超大径タイヤだけ履かせれば十分速いマシンに
なります。
ただ、その速度を既存の無加工パーツで制御するのは難しいでしょう。
もちろんそれができる上級者はいますし、私もそうなりたいです。
しかしながら私が井桁を組む4つ目の理由として作る(造る、創る)のが好き!
というのがあります。
井桁超大径をレースの度に作るレーサーはみんな物づくりが好きな人ではないでしょうか。
前置きが長くなりましたがここから本題。

パーツごとに記事を分けて投稿します。

今回は使用するツール(道具)から。

まずは瞬間接着剤です。
いろんな接着剤がありますが選ぶ基準は「粘度が低い事」です。
水のようにサラサラしている物が良いです。
瞬間接着剤硬化促進剤もあると大変便利です。

次にケガキ針(デザインナイフやカッターでも可)
FRPにカット位置や穴あけ位置をマーキングする時に使います。
DSC_3190

そしてノギスと定規
DSC_3194-1
ノギスはできればデジタルで1/100mm単位まで計れるものを使ってください。

あとは下の画像の通り
DSC_3193
ピンバイス(1.0mm 1.8mm)
クラフトヤスリ
ニッパー
クランプ
紙ヤスリ(180番~1000番 それぞれ適量 お好みで)

物づくりに関わる人間として学んだ事があります。
それは『いい仕事はいい道具から』です。
ツールに関しては奮発して損はないと思います。

次回から加工の記事になります。まずはリヤステー(VSシャーシ)からです。



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